感謝の気持ちを忘れずにがんばりなさいよ――この言葉は大学時代、帰省したぼくに祖母がくれた手紙の一節です。手紙といっても、チラシの切れ端をメモ代わりにして、その上に走り書きをしたようなものです。それでもぼくはそれ以来、財布の中にいつもその紙切れを忍ばせるようになりました。そもそも「いまのような生き方を…